がんとANK免疫細胞療法の教科書~ANKブック~ | sponsored by リンパ球バンク株式会社
がんとANK免疫細胞療法の教科書~ANKブック~ | sponsored by リンパ球バンク株式会社 » ANK免疫細胞療法の最新情報 » がん治療の切り札
「ANK免疫細胞療法」の
保険適用と普及を目指す

がん治療の切り札
「ANK免疫細胞療法」の
保険適用と普及を目指す

このサイトは「リンパ球バンク株式会社」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

ANK免疫細胞療法とは、攻撃力を高めたNK細胞を利用し、がん細胞を退治する治療法です。具体的には、血液からリンパ球を取り出し、3週間くらいかけて培養し、NK細胞を活性化・増殖させ、週に2回、身体の中に点滴で戻します。ANK免疫療法は、固形がん、肉腫、白血病、悪性リンパ腫などあらゆるがんに対して治療法の1つとして検討できます。

がんに対する薬物療法や放射線療法では副作用が出ることが多いですが、ANK免疫細胞療法では自分自身の細胞で治療するので副作用がほとんどないというメリットがあります。

ANK免疫細胞療法は保険適用外

ANK免疫細胞療法は、さまざまながんに対して適用できる新しい治療法として期待されています。また、がんに対する従来の治療法である手術、放射線療法、薬物療法と併用することで、より高い効果を期待できると考えられています。

ANK免疫細胞療法は保険適用外なので、医療機関によって費用設定が異なります。ANK免疫細胞療法を受けるために必要な費用には、面談費用、治療設計費用、細胞培養費用、リンパ球採取費用、リンパ球搬送費用、点滴費用、検査費用、薬剤費などが含まれます。
費用の目安としては、一般的なANK免疫細胞療法を申し込むと、点滴が12回1クールで400~450万円くらいです。点滴の回数によって費用が異なることや、分子標的薬を併用する場合に別途費用がかかることなどがあるので、事前によく相談するようにしましょう

保険適用を目指すには

ANK免疫細胞療法は、現時点では保険が適用されないので、治療に要する費用は全て自己負担になります。 がんに対して有効性が期待できる新しい治療法であるANK免疫細胞療法を1人でも多くの人が選択できるようになるためにも、保険適用に向けて1歩ずつ進んでいくことが望まれます。

ただし、これには長い年月と多くの費用がかかるため、リンパ球バンク株式会社では医薬品メーカーとのアライアンスを進めながら、まず保険承認申請を目指しています。 臨床研究に要する期間は約3~7年、承認申請と審査に約1~2年といわれており、1つの治療法が確立するまでに長い年月がかかるため、現在がんと診断されている方は自由診療で受けざるを得ません。

保険適用になるには長い年月と多くの費用がかかるため、すぐには難しい現状があります。

如月 真紀

<この記事を書いたのは・・・>

如月 真紀(きさらぎ まき)

医師、医学博士、総合内科専門医。都内の大学病院勤務を経て、現在はアメリカで研究中。医療関連の記事の執筆や監修、医療系動画監修、医療系コンテンツ制作など幅広く手がけている。研究の傍ら、医学の知識や医師の経験を活かし、患者や患者家族のためになるコンテンツ作成を目指している。

ANK免疫細胞療法が
受けられるクリニック一覧

がんの完治を目指す治療法です。治療のご相談はクリニックへ。

ANK免疫細胞療法が受けられる
クリニックはこちら