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ANK免疫細胞療法は、増殖・活性化させたNK細胞の力を活用する治療法です。こちらでは、ANK免疫細胞療法の導入を検討されている医療従事者の方に向けて、実際の導入事例をご紹介します。ANK免疫細胞療法の可能性を、より具体的にイメージしていただける内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。
ANK免疫細胞療法は、患者自身の体内にある免疫細胞「ナチュラルキラー(NK)細胞」を活性化・増殖させ、がんを攻撃する治療法です。2024年3月末時点での治療実績は3,663例に達しており、その適用範囲は臓器の固形がんから血液がん(白血病、悪性リンパ腫など)まで多岐にわたります。
上記のグラフからも分かるように、ANK免疫細胞療法はがんの種類や発生部位を問わず、幅広い適応がある点が大きな特徴です。さらに、標準治療と併用できる柔軟性を持ち、標準治療でがん細胞を大幅に減少させた後にANK免疫細胞療法を実施することで、さらなる治療効果が期待できます。
ANK免疫細胞療法を導入する医療機関も増加しており、現在では全国各地で治療を受けられる環境が整いつつあります。
京都大学の研究者と共同研究者によって、実用化レベルまで開発されたANK免疫細胞療法。この治療法の開発者と、それによって進行がんを克服した患者たちが、ANK免疫細胞療法の普及を目指して創業したのがリンパ球バンクです。
リンパ球バンクでは、ANK免疫細胞療法を導入した医院に特別取材を行い、その内容をまとめた資料(ホワイトペーパー)を提供しています。こちらでは、ホワイトペーパーに収録された導入事例の中から、医師たちがANK免疫細胞療法を導入した理由や、その背景にある思いを抜粋してご紹介します。
導入後の成果や症例については、ぜひ資料(ホワイトペーパー)をダウンロードしてご確認ください。
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勤務医時代、私は多くのがん患者様と接してきました。しかし、保険診療の標準療法には限界があり、病院の方針上、治療効果が期待できない患者様には転院・退院していただくしかありません。強い副作用で治療を断念される方もいらっしゃいました。ベットが空くとすぐ次の患者様がやってくるような状態では新しい治療法を模索する暇もなく、マニュアル通りの治療に葛藤する毎日でした。
そこで、開業を機にこれまでは挑戦できなかった新しいがん治療を取り入れようと決意し、情報を収集するなかで出会ったのがANK療法です。
免疫細胞であるNK細胞を培養し増強させて(Amplified)体内に戻し、がん細胞そのものを傷害させるという根幹的な治療法は非常に納得感のあるものでしたし、リンパ球バンクの高い培養技術も信頼に値すると感じ、導入に踏み切りました。
緩和ケアをされている患者さんの中には、色々な標準治療をやり尽くし、他の治療法を模索される方がおられます。丸山ワクチン・免疫療法・温熱療法などの治療と並行して在宅・外来の緩和ケアを受けられている患者さんに対して、より効果のある治療法がないかと模索していました。
2年ほど前になりますが、医療機器の販売・営業を行っている方からANK自己リンパ球免疫療法(ANK療法)についてのお話を聞く機会がありました。それがきっかけとなり、元プロボクサーの竹原慎二さんがANK療法でがんを克服した事例も含め、ANK療法の実績や効果などを調べた結果、導入を決定。現在も継続して取り組んでいます。
私が当時所属していた大学の外科学教室では免疫班の医師たちがさまざまな免疫療法に取り組んでいたものの、芳しい成果が出ていなかったのを目にしていました。
また、NK細胞ががん細胞を殺傷する唯一の強力な細胞であることは知っていましたが、培養は不可能だろうという固定観念を持っていました。
ところが、京都大学ではNK細胞を用いた治療を行っていると聞いて、開発医である勅使河原先生に連絡を取って詳細を伺ったのです。すると、勅使河原先生は私のいる北九州まで来てくださり、多くの興味深いお話を聞かせてくださいました。
本当にNK細胞の活性を上げると同時に数も増やす培養をしていると聞いて大変驚きました。「自分も取り組んでみたい!」と感じて参入し、現在に至ります。