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ANK免疫細胞療法は、患者自身の免疫細胞(NK細胞)を体外で活性化・増殖させ、再び体内に戻すことでがんへの攻撃力を高める治療法です。こちらでは、ANK免疫細胞療法の導入を検討されている医療従事者の方に向けて、ANK免疫細胞療法を実施する際の基本的な流れについてご紹介します。
ANK免疫細胞療法を開始するにあたり、まずは治療実施機関にて面談を行います。現在の病状やこれまでの治療歴、併用中の治療内容などをふまえて、ANK免疫細胞療法の適応を判断。導入タイミングを確認し、治療スケジュールや目標を設定します。
NK免疫細胞療法は、がんの種類やステージを問わず導入できるため、手術が難しいケースや、治療の選択肢を広げたい場面でもご提案いただけます。標準治療との併用もできるので、手術後の補助療法や抗がん剤との組み合わせなど、患者さま一人ひとりに応じた治療設計が可能です。
患者さまから採取したリンパ球をもとに、NK細胞を選別・活性化し、培養していきます。ANK療法では、NK細胞を十分な数・質で回収し、活性化・増殖させることが重要です。採取方法は2種類あり、患者さまの全身状態や年齢などに応じて選択されます
専用装置を用いて、5〜8L相当の血液を体外循環させながら、リンパ球のみを分離して採取する方法です。採取時間はおよそ3時間で、血液成分の大半は体内に戻されます。必要なリンパ球のみを回収するため、体への負担も比較的抑えられます。
一度に得られる細胞数が多く、質の高いNK細胞を確保しやすいため、可能であればこの方法が望ましいとされています。
分離採取が困難な場合は、400mL程度の全血を採取する方法もあります。
ただし得られる細胞数が少ないため、必要に応じて複数回の採血や追加培養が必要になります。主に、小児や体力的に制限のある患者さまへの対応として選ばれる方法です。
採取されたリンパ球は、その日のうちに京都にある専用の培養施設へ輸送されます。培養施設ではNK細胞を選別・活性化したうえで増殖。原則として3週間(症例により2〜4週間)をかけて培養し、治療用に凍結保存されます。
採取時点での細胞数が多いほど、培養の効率が上がり、治療にも良い影響が期待できます
活性化・増殖されたNK細胞は、週2回の点滴によって患者さまの体内に戻していきます。1クールあたりの治療回数は、合計12回(6週間)です。NK細胞の活性は数日で低下しやすいため、週2回の点滴を継続することで一定レベルを保ち、がんへの攻撃を持続させます。
ANK免疫細胞療法で使用するNK細胞は、がん細胞に対する攻撃力が非常に高いため、一度に大量に投与すると、急激な腫瘍壊死を引き起こすリスクがあります。そのため、安全性を確保する目的で、1回の点滴で戻すNK細胞の数には上限が設けられています。
点滴後に一時的な発熱(高いときで40度前後)がみられることがありますが、多くは時間とともに自然におさまります。これまでの治療実績では、重篤な副作用の報告はありません。
治療の効果は、画像検査(CTやMRIなど)、腫瘍マーカー、全身状態や自覚症状の変化などを組み合わせて、総合的に判断します。NK細胞の活性を正確に測定することは難しく、研究レベルでの測定が可能な医療機関も限られているため、基本的には臨床的な経過観察を重視して評価を行います。
治療は1クール(12回)で完了するケースもありますが、効果や免疫状態に応じて、クール数を追加していく場合もあります。
たとえば、術後の再発予防が目的の場合は0.5クール(6回)で終了することもありますし、進行がんで免疫力が著しく低下している場合は、1クール目で免疫力を整え、2クール目以降で本格的な治療へ移行するという設計も可能です。
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