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がんと闘う免疫力アップ方法

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私たちの身体の中では、毎日、有害ながん細胞が発生しています。免疫が正常に機能していれば、がん細胞は私たちが気づかないうちに身体から排除されています。がん細胞を撃退するために重要な免疫力を上げる方法について、わかりやすくまとめます。

免疫のメカニズム

私たちの身体は、免疫によって守られています。免疫が正常に機能しないと、ウイルスや細菌などによって感染が起こるだけでなく、重症化して命の危険があります。また、私たちの身体の中で毎日発生している有害ながん細胞は免疫によって排除されています。私たちが気づかない間にも、いくつもの免疫細胞が協力して、がん細胞や細菌、ウイルスなどを見つけては撃退してくれています。免疫細胞には、好中球やマクロファージ、リンパ球、ナチュラルキラー細胞などが含まれます。

免疫力を上げるために必要なこと

私たちの身体を守る免疫の力は、加齢やストレス、偏った食事、睡眠不足などで低下するといわれています。思い当たることがある方は、免疫力を上げるために必要なことを試してみましょう。

腸内環境を整える

免疫細胞の7割は腸に存在しているといわれています。腸というと、食べたものを消化吸収する臓器というイメージをもっている方が多いかもしれませんが、今までの多くの医学的な研究によって、免疫に深く関わっていることが明らかにされました。腸内に生息しているたくさんの腸内細菌は、免疫細胞のはたらきを支えています。腸内細菌のバランスがよい、つまり腸内環境が整っていると、免疫細胞が活性化され免疫力アップにつながります。

ストレスを減らす

過剰なストレスは、免疫力を低下させることが明らかになっています。ストレスを受けて身体の中で分泌されるホルモンが、免疫細胞のはたらきを低下させるからです。

ストレスを減らすための方法は人によって違いますが、ゆっくり入浴する、好きな音楽を聞く、運動をする、いつもより早く寝るなど、自分に合ったものを試してみるとよいです。

適度な運動を行う

適度な運動は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防になるだけでなく、ストレス解消にもつながります。ストレスが解消されれば、免疫力の向上も期待できます。今まで運動習慣がないのに、運動をするために急にジムに通う必要はありません。1日30分歩くだけでも十分な運動になります。いつもエレベーターやエスカレータを使う方は、階段を使うようにしてみましょう。電車やバスを利用している方は、1駅前で降りて、1駅分歩くようにするとよい運動になります。自分に合った方法で、長く続けられる運動の方法を見つけましょう。

栄養バランスのよい食事をする

脂っこいものや甘いものばかり食べたり、野菜や果物を食べずに肉ばかり食べたりしていると、肥満や免疫力低下の原因になります。栄養バランスのよい食事の基本は、主食、主菜、副菜を揃えることとされています。主食は、ごはんやパン、麺類などのようなエネルギー源になる料理のことで、主菜とは肉、魚、卵、大豆製品などのようなタンパク質を多く含む料理、副菜とは野菜、きのこ、海藻などのようなビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含む料理です。身体に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよく含む食事をとるように心がけると、免疫力アップにつながります。ただ、通学や通勤、家事などで毎食バランスのよい食事をとるのは難しい場合も多いです。1日全体で栄養バランスがとれればよいと考え、野菜料理を1皿分追加するなど自分にできる工夫をすることから始めてみましょう。

栄養素に注目してみると、ビタミンB2やビタミンC、亜鉛などは免疫力アップによいといわれています。ビタミンB2はレバーや納豆、ビタミンCは緑黄色野菜や果物、亜鉛は牡蛎やウナギなどに含まれます。

質の良い睡眠をとる

睡眠時間が短い場合や質の良い睡眠がとれていない場合には、免疫力が低下するといわれています。必要な睡眠時間の長さには個人差がありますが、少なくとも7時間程度は眠れるとよいかもしれません。 また、寝る前にスマートフォンやパソコンを使用すると、脳が刺激されて睡眠の質が低下するといわれているので避けましょう。寝る前にカフェインやアルコールが含まれている飲み物を飲むのも、睡眠の質を低下するのでやめた方がよいです。

十分な睡眠をとれているかの目安は、目覚めた時に身体の疲れがなく、すっきりと起きられるかどうかです。起きてもだるさが残っていたり、日中に強い眠気を感じたりする場合には、十分な睡眠がとれていないかもしれません。

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