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ここでは宮崎県内でANK療法を手がけているえびのセントロクリニックに着目し、がん治療の体制やドクターについて紹介します。また、宮崎県におけるがん治療の取り組みにも触れていきます。
目次
標準治療の適用がない患者さんも受け入れる
えびのセントロクリニックでは、悪性腫瘍に対する免疫療法としてANK免疫細胞療法を導入しています。さまざまな固形がんや成人T細胞リンパ腫などを対象とし、標準治療の適用から外れてしまった患者さんでも治療可能です。
ANK免疫細胞療法は、リンパ球が本来持っているがん細胞への攻撃能力を誘導する治療法です。具体的には患者さん本人のリンパ球を特殊な装置で分離し、培養を行なって主にNK細胞を増殖、活性化させ、それを患者さんの体内に戻してがん細胞を攻撃しようとするものです。分離装置を使用せず、全血採血で行なう場合もあります。この治療法は「NK細胞を用いる、悪性新生物に対するANK自己リンパ球免疫療法」として、第三種再生医療等提供計画が厚生労働省に申請されています。
長井章院長
開院以来、西洋医学と東洋医学の融合を目指しながら地域密着型の医療を提供してきた長井院長。設備投資にも積極的で、電子カルテやCT、MRIに加え急性期病床の整備など、さまざまな疾患や患者さんのニーズに対応できる診療体制を展開してきました。今後も地域住民の「かかりつけ医」であり続けられるよう、日々研鑽を積んでいくスタンスに変わりはありません。
所在地 | 宮崎県えびの市大字上江1007-4 |
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アクセス | JR「えびの飯野駅」より車で5分、高速バス停「飯野」より徒歩10分 |
診療時間 | 平日8:30~12:30/14:00~17:30、土曜8:30~12:30 |
休診日 | 日曜、祝日 |
問合せ電話番号 | 0984-33-5777 |
宮崎県では「がん対策推進計画」を立ち上げ、がん患者さんを含む県民ががんを知り、がんの克服を目指すことをスローガンに掲げています。具体的には、以下の3つが全体目標として設定されています。
がんに関する知識や予防法を普及、啓発し、がんの罹患率減少を目指します。また、県民ががん検診を受けやすい体制づくりに取り組み、早期発見・早期治療を推進することでがんによる死亡率低下につなげます。
がん医療の質を向上させ、さまざまながんの特性に合わせたがん医療の均てん化、集約化によって患者さん本位のがん医療の充実を目指します。
がん患者さんが住み慣れた地域社会で生活できるように、必要な支援を受けられる環境を整備します。また、医療や福祉、介護、産業保健、就労支援分野など、関係機関が連携して効率的な医療福祉サービスの提供や就労支援などを行なうシステムを構築することで、いつでもどこでもがん患者さんが安心して生活し、尊厳を持ってその人らしく生きられる地域共生社会の実現を目指します。